2011年08月18日
不妊治療の治療費を全額補助 - 北海道東川町

シンプルウェイの大野です。
少子化問題について、未だに政府も有効な対策を打ち出せないでいますが、北海道上川郡東川町では不妊治療で健康保険が適用されない分野の費用を、町が全額助成することを始めたとのことです。
東川町在住の夫婦であれば、年齢や所得に関係なく第2子まで助成の対象となるようです。
http://town.higashikawa.hokkaido.jp/topics/details.php?id=516
不妊治療の中でも、体外受精などは1回に30万~50万と高額になるので、治療が2回、3回となるとかなり大きな負担になり、途中で諦めてしまう夫婦が多いのも現実なのではないでしょうか。
ですので、そのような夫婦の治療費を助成することは非常に良いことだと思います。
人口の多い都市などは財源の問題などから助成金額や回数に上限を設けているケースが多く、金額の上限を設けず助成する自治体は全国でもごく少数とのことです。
子供1人あたりいくらの助成金がかかっているか、という統計データが出るのは来年以降になると思いますが、子供1人生まれればかなりの経済効果があると思いますし、何より街に笑顔が増え、活気も出てくると思うので、今後このような助成をする自治体が増えたらいいな、と私は思います。
担当:大野